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本日はきららBBS等でもボクサーパンツ兄貴の名義で名前が挙がる事のある方「てぃ」さんがブログをやっていまして、その方の記事をご紹介したいと思います。

内容は今何かと話題のがっこうぐらし!に関しての事なのですが、考察をされています。

長いものなので3つに分けてもらっていて、編集に関してはてぃさんの仕様をそのまま写しています。

二つ目の記事は12:15。三つ目の記事は12:30に投稿いたします。

直接てぃさんのブログもよかったら見てみてください。

http://konatte.blog.jp/

以下からどうぞ!





 てぃと申します。当サイトではボクサーパンツという愛称でお世話になっております。今回がっこうぐらし!11巻の考察をやるデースの方で書かさせて頂けることになりました。大変光栄です。

この記事にはがっこうぐらし!11巻のネタバレを含みますが、あくまでも既読者に向けての記事ですので内容を確認するには不十分です。とても面白くなってきたので是非とも原作を手に取ってくださいませ。

■  目次   

3.おしゃべり魚の伝承と校歌の関連性についての考察
4.漫画がっこうぐらし!の西暦が確定的になった
5.かれら化は感染症ではなく「病気」説
6.がっこうぐらし!の世界にて丈槍由紀はブードゥー教の神官説



 コンパクトに纏めたつもりですが、それでもボリュームが多過ぎて1つの記事で説明するのは極めて困難ですので、第3部構成でお届けします。
今回は①10巻までの私の考察をしてから②第11巻の気になる点を話していきます。

では早速いってみましょう。

1.10巻までの私の考察

①ランダルコーポレーションは自衛隊の基地を占拠している。

 がっこうぐらし!6巻の巻末資料。ここの放送者:成年女性という部分と、駐屯地という場所に注目して頂きたい。

IMG_w5tzhm


 ランダルは第5巻でヘリを飛ばしたが、ヘリの機体は陸上自衛隊のヘリであった。この時点でランダルはなんらかしらの方法で自衛隊のヘリを入手していたということがわかる。
また、第10巻の発言で
(画像2)
少し距離があるから数日かかるかも→嘘の可能性74%

 確率論だが数日かからない位置にいるということが推察される。これらの情報から第3巻の職員用緊急避難マニュアルに記述されていた駐屯地にランダルコーポレーションの社員の一部が滞在しているのではないか?と思っている。



②恵飛須沢胡桃がかれら化するトリガーは丈槍由紀との距離説
 第5巻~第10巻の間での話。由紀が近くにいるとき、胡桃は意識があったりかれらに襲われることがあった。逆に距離が離れるとかれら化を発症しやすかったのではないか?と思っている。つまりは由紀と胡桃との物理的距離がかれら化の発症に関係しているのではないか?との説。

根拠となるのが以下の事例全てである。

 ・第5巻、ヘリが爆発した際校庭へ美紀と走ったが、その際胡桃が由紀ちゃんから離れたため、かれらに無視された
 ・6巻で胡桃がかれらに反応されなかったのも由紀ちゃんから離れたから

 ・鞣河小学校のプラカード首からさげたかれらが胡桃を襲ったのも由紀ちゃんに近かったから
 ・大学編で胡桃ちゃんが学園生活部から離れ、車で寝たことで由紀ちゃんとの距離が離れてかれら化した
 ・隆茂との戦闘後イシドロス大学から背を向け、立ち去った後胡桃ちゃんがかれら化したのも由紀から離れたから 
 ・そのかれらとなった胡桃ちゃんは由紀ちゃんが近くに来たら意識を取り戻し、由紀ちゃんに覆い被さり守った。
 ・ランダルでは胡桃がかれらに成り果てた描写がなく、大学編ではあまり寝れていなかった胡桃ちゃが寝れているのも由紀が近くにいたから

見事に説明できるのがこの飛躍した説の根拠である。

③突然変異した細菌について
 突然変異した細菌は発症する前に初期症状として「風邪」のような症状を発するワンワンワン放送局のお姉さん、高上(ボウガン)、貴人(リソース)、そして青襲…。ワンワンワン放送局のお姉さんは出歩くことなく感染したのがポイントである。



2.第11巻の気になる点

【第63話「きもちいい」】
 ランダル保護機構の2人のスタッフについて
 ・1人目 
  女性(30代)
  地形(コンクリート個室)

 ・2人目
  男性(50代)
  屋内ホール(10m以上)

2人は別の場所でやり取りをしていることは分かるが、男性は果たしてどこにいるのだろうか?
ランダルのような通信やデータの受信が出来る場、そして広いホール。
少なくとも普通の社内だったり、シェルターだったりはないだろう。もしかすると女性は駐屯地、男性は航空基地にいるのかもしれない。

【第64話「とうぼう」】
 この時点での目的地は別のランダルの研究所だった。車でも何日もかかるってことは現実的ではないし、恐らくこれから別の研究所に行けることはないかもしれない。ただ、前いたのが本社だったので巡ヶ丘支部に行くことは出来るかもしれない。

 ランダルコーポレーション本社は川沿いにあることが判明した。恐らく今回の鍵となる朽那川だと思われる。
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 ヘリも第4~5巻、第10巻に出てきたヘリと同じである。やはり航空基地から飛んでいるのか?

 青襲さんが学園生活部のためにボーモンくんの代わりにメッセージを書いている。以降全てのメッセージを書いていたと思うと彼女はとても重たいものを背負っていたに違いない。

ちなみに胡桃ちゃんは未だに飯を食べることが出来ている。すごく人間に近い生活を今でも送れているが、味覚がない描写は8巻の時にあった。

【第65話「ぎりぎり」】
 りーさん事故を起こす。最近実写映画コラボでがっこうぐらし!と合宿免許のタイアップキャンペーンやっているらしいが、この漫画作中に人間たくさん轢くわ、事故るわ、そもそも「ゲームでやったことあるし大丈夫だろ」と当たり前のように無免許運転しているわコンプライアンス的に心配である。

 胡桃は起こそうとしても起きれなくなるところまで来てしまった。第8巻では「寝れたのはいつぶりだ?」と言っていたので今とは状況が違いすぎる。前述した由紀との距離でかれら化の症状が収まり不完全な人間としての体に負荷がかかっているのかもしれない。胡桃は恐らくこのままだと感染するわけではなくて人間として死ぬのかもしれない。


【第66話「えらー」】
 辛すぎる。胡桃ちゃんなら隠れてこういうことやる子だと思うが、トイレ行くフリして

 それにしてもりーさんが相当頼もしい。るーちゃんのことを思い返すような時もない。
 ちなみに登場した駅の名前は刻丹線 雁子駅。

【第67話「しんじつ」】
 これは時系列としては66話の前のお話。
 みーくんが擦りむいたが、青襲さんの血を自身の血管から取り込んでしまったのなら、また不穏な動きが待っているかもしれない。

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 「おつきさま…」が相当引っかかっている。
 がっこうぐらし!で最近風邪みたいな症状を出し、かれら化した人間は幾つかいるが、その殆どが夜に感染したことが描写されている。夜になると発症するようなトリガーが存在するのだろうか。
40年前、男土の夜の数日前、火葬場から老婆が勝手に出てきて路上で死体として見つかった事例があった(8巻巻末資料)。一度仮死状態になり、火葬場に運ばれたとしても夜になると目覚める、そんなことが有り得るのだろうか。

【第69話「おやすみ」】
 後程解説するが、青襲さんの考察を箇条書き

・胡桃は何故か症状を克服できている
・めぐねえもしばらく意識があった
・学園生活部は特別な何かを持っている
・過去にもパンデミックが起きていたが全て止まっている
・こうたい がくえん み なざ

 と言い残しかれら化した

 最後の言葉は「朽那川から学園に水を引いている。源流の那酒沼に答えがあるのでは?」みたいなことだと思います。もう答え合わせが始まりましたね。

 みーくんが夢で見ていた世界は後程解説をするが、原作のがっこうぐらし!という世界の年表がほぼ確定的になってしまう事態となっている。
 出てきた駅の名前は刻丹線 町亜駅

 最後のドローンは自堕落同好会ですね。ただ、どうやってカメラの映像を飛ばしているんだろう…。音声通話はトランシーバーくっつけるなど解釈は出来るが…
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ちなみに第10巻で比嘉子が何か悩んでいたが、次回何か教えてくれるのだろう。



今回気になった点は以上である。他に気がついた方がいたら是非ともコメントか、きららbbsの方で書き込んで頂きたい。

次の記事から11巻の考察にうつる。