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※前回までのお話

29 名前きららBBSの名無しさん:2021/11/27 17:34:44 ID:Ow3.n1zm3d
デレレレレン!デーデレレレーデレレンデーレ
ヒナゲシ「よしよしバルファルクちゃん。とりあえずオーダーしたココアちゃんから絶望のクリエ集めが出来たから、もっと強くなれるの!」
リアリストのヒナゲシは、天彗龍と言われるバルファルクを他のリアリストと共に捕獲。絶望のクリエを餌に飼育していた。
ここ最近聖典外からの異世界からの住人が多いが、こちらにも来ていたようだ。
例の赤い彗星っぽいのの正体でもあり、なぜ強大な古龍であるバルファルクが人間に好意を示すのか...
ヒナゲシ「クリエメイトも、きららちゃん達も、全て滅べばいいの!聖典に書いてあることなんて、全部綺麗事なの!」
パラガス「お前の言う通りだぜ。」
マントを付けた髭が生えた男はそう言った。
ヒナゲシ「やっぱりパラガスさんもそう思うの。」
パラガス「俺も元の世界では押し潰されて殺されたからな。」
「いちいち聖典を汚さなくても、全部物理でぶっ壊せばいいの!だから、サイヤ人のパラガスさんとドラゴンのバルファルクちゃんは適任なの...!」
バルファルク「キーン!」
パラガス「ハイプリス様には説明しなくてもいいのか?」
ヒナゲシ「今回は絶対かつるから。お姉様もいらないの。ていうか多分この二人さえいればきららちゃんは負けバトル確定なの。開幕でS専用チノ越え1%バリアからの全体9999ダメージ与えれる気がするの。」
ヒナゲシ「準備はととのったの。明日突っ込んでやるの。」
彼女が一番変な影響を受けている気がするが...




引用元:https://kirarabbs.com/index.cgi?read=2600&ukey=0

30 名前きららBBSの名無しさん:2021/11/27 17:43:10 ID:Ow3.n1zm3d
パラガス「正直こいつ、俺を殺したブロリーより強そうだしなぁ...」
ヒナゲシ「当たり前なの。色々な聖典を読んできたけど、これほど強いのは見たことないの...まぁ、パラガスさんが出ている聖典も見たことないから一概には言えないけど...」
パラガス「まぁブロリーも惑星くらいなら余裕で滅ぼせるからなぁ。」
ヒナゲシ「ブロリーさんも召喚されてほしかったの...それだけは心残りなの。」

三日後

リコリスの声「...あんたあまり調子乗らない方がいいわよ」
ヒナゲシ「大丈夫なのお姉様。聖典の世界の人たちはあまり戦闘能力高くないと思うし、なにせ味方は惑星壊せたり人とは思えないスピードを持ってたり。」 
「負 け る わ け が な い の 。」
リコリスの声「やけに自信満々ね...」
ヒナゲシ「じゃあ、行ってくるの。」

ヒナゲシはそう言うとバルファルクの背中に乗る
遅れて、パラガスも背中に乗った。

キーン...とはせずに、二人を背中に乗せたバルファルクは走って行った。
仮にバルファルクが空を飛んだら二人が降ろされそうだからだろうか。
もちろん、きらら達がこの襲撃に気付くわけもなく...



31 名前きららBBSの名無しさん:2021/11/27 17:45:46 ID:Ow3.n1zm3d
バルファルクの背中にて
パラガス「そういえば、なんで三日後にしたんだ?」
ヒナゲシ「どうせ、この異変にきららちゃんは作戦会議してるの。バルファルクちゃんが飛んでるのも見られたっぽいし。だからあえて油断させたの。三日前は勢いで明日って言っちゃったけどやっぱりやめたの。」




34 名前きららBBSの名無しさん:2022/03/06 13:00:53 ID:IXsd/kylZA
3日後。きらら達は気づくことはなかったが、当然悟空たちは気の流れを感じていた。

訓練所が壊れるのでクリエメイトとは違うところで修業をしていたのだが...

悟空「!」

ベジータ「貴様もわかったかカカロット。強い気の流れが。」

悟空「ああ。きらら達に伝えにいくぞ。」

トランクス「父さん、悟空さん、行きましょう」

〜ラビットハウス前〜

きらら「もう来るんですか?」

悟空「里の近くからやべぇ気を感じる。」

ベジータ「俺達と魔法少女組が里の外で戦う。」

ランプ「でも、そんな少人数で大丈夫なんですか?」

ベジータ「もしかしたら別の敵も来る可能性があるだろう。」

ランプ「わかりました。」

チノ「それなら、専用ぶきが最終段階になった千夜さんも連れてってください。攻撃を非常に高めてくれるんです。」

ココア「前のめちゃくちゃ強い『極クエスト』ではお世話になったからね。」

悟空「おめぇらっていつもこんな感じで戦ってるのか?」

ココア「うん。シャロちゃんや仁菜ちゃん、美雨ちゃんが防御を下げて、千夜ちゃんやかおすちゃんがカレンちゃんや桃ちゃんなどのアタッカーの攻撃を上げて、はなこちゃんや水着のチノちゃんが相手の攻撃を受け止めて強化されたアタッカーがトドメをさすって感じだよ〜」

悟空「個々はあんま強くねぇけどみんなで補ってるわけか」

ベジータ「基本一対一のオレらとは大違いだな。」



35 名前きららBBSの名無しさん:2022/03/06 14:36:17 ID:IXsd/kylZA
悟空「よーし、行くか。」

マヤ「悟空、待って!」
悟空をマヤが引き止める
メグ「私たちも行かないかな?」
悟空「悪りぃな、オラたちもみんなを危険な目に合わせたくねぇ」
チノ「なら、せめてシエルを」
ベジータ「あの蒼いドラゴンか。」
悟空「仕方ねぇな。シエルだけだぞ。」
店に悟飯が戻ってきた。
悟飯「すみません。桃さんとの特訓が長引きました。」
悟空「大丈夫だ悟飯。心配すんな。」
シャロ「私と千夜が行くわ。悟空さん達でも十分だとは思うけど...」
悟空「あんま人数は多くない方がいいよな。」
ベジータ「そろそろ行くぞ。」
悟空「ああ。」



36 名前きららBBSの名無しさん:2022/03/06 15:08:09 ID:IXsd/kylZA
里の近くの平原にて...
サイヤ人と魔法少女。杏、千夜、シャロは武器を構え、蒼い竜ことシエルは空を羽ばたき臨戦体制を取っている。
きららたちは里の中で警戒。
そして、バルファルクに乗った二人は、ついに里に辿り着こうとしていた。

ヒナゲシ「バレてるの...」

パラガス「カカロットにベジータまでいるじゃないか!」

悟空「おめぇはパラガス!どうしてここに!」

パラガス「気がついたらだ。」

ベジータ「オレらと一緒だな。」

杏「つまり、あのおじさんも悟空さんたちと全く同じ状況ってことだよね。」

パラガス「腐腐、だがお前たちの命もあと数時間だ。このドラゴンが、全て消し飛ばすからな。」

悟空「おめぇは戦わねぇのかよ。」

パラガス「死の恐怖を味わうがいい。やれ、バルファルク!」

ヒナゲシ「私たちの恨みを受けるがいいの!」

バルファルク「キーン!」

その刹那、バルファルクがベジータに突っ込んでいた。

ベジータ「がはっ」

その衝撃にベジータは吹き飛ばされる。これが戦いの始まりだった。

ヒナゲシ「リアライフで強化されてるの。そう簡単には倒せないの。」

杏「注意を引きつけるよ!」
杏は槍を構え、狙われやすさを大アップし、

ミカン「はらぺこになりなさい!」
ミカンはバルファルクにフラスコを投げつけ、

千夜「今回復するわ!」
千夜は傷ついたベジータを回復させる。

ヒナゲシ「ブレイズアロー!」
炎の矢を杏に打つ。しかし、

桃「ふん!」
近くにいた桃が剣を弾き、

杏子「はぁ!」
跳躍した杏子が槍をヒナゲシに打ちつけた。

パラガス「くらえ!」
黒ずんだ緑色の気弾を悟空に放つ。

悟空は間一髪で回避し、
「ハァー!」
力を込めて超サイヤ人になった。

悟空「おめぇなかなかやるじゃねぇか。」

パラガス「俺もリアライフをもらったからな。ベジータに対する憎しみは今でも変わらないぜ。」

パラガスは気合を込めると、ドス黒いオーラが身を包み込む。

悟空「さぁ、初めっか。」



37 名前きららBBSの名無しさん:2022/03/08 18:28:28 ID:1NwWZlq/I/
ヒナゲシ「絶望のクリエで強化されたから、今のパラガスさんとバルファルクちゃんはとんでもなく強いの!」

ベジータ「くそったれ...パラガスはオレたちならすぐ倒せると思ったんだがな...」

トランクス「ハァー!」

トランクスは飛び上がってバルファルクの翼を斬り裂く。

悟飯「かめはめ、波ァー!」

香奈「喰らって!」

悟飯のかめはめ波と香奈の魔法でバルファルクを追撃する。

バルファルクは怯むもすぐにトランクスを翼で突き刺すように攻撃し、
そのまま周囲を薙ぎ払った。

香奈「いてっ!」
悟飯「うゎ!」
トランクス「ぐぁ!」

吹き飛ばされる三人。

ガァァァァァァ!

三人に追撃しようとするバルファルクにシエルは咆哮しバルファルクに突進。そのまま天高く飛翔し、バルファルクもそれに合わせて舞い上がる。

ヒナゲシ「マテリアルアロー」

杏「ぐっ!」

ヒナゲシの弓の連射を盾で確実に受け止めていく杏。
色々な属性を持つ矢を打ってくるヒナゲシは、かなりの強敵であった。だが、それ以上に強いのがパラガスとバルファルク。クリエメイトには少々厳しい相手だ。しかし、

シャロ「まずはヒナゲシから倒さなきゃ...」

ミカン「一気にデバフ行くわよ!」

千夜「バフと回復は私に任せて!」

一人でダメなら、みんなで協力すればいい話だ。



38 名前きららBBSの名無しさん:2022/03/08 19:14:35 ID:1NwWZlq/I/
ヒナゲシ「しつこいの!ブレイズアロー!」

杏「まだまだ!」

凄まじい耐久力を誇る杏。専用ぶきにより、スタンして動けなくなったりしないのだ。

シャロ「覚悟はいいでしょうねー!」

ミカン「行くわよ、それ!」

防御力を下げる効果を持つフラスコをヒナゲシにぶん投げる二人。

ヒナゲシ「しまっ、」

杏を倒すのに集中していたヒナゲシはモロに食らってしまう。

千夜「海の側より去来せし、七色に輝く!」

そして千夜は杖を振り、周囲を照らす。

悟空「すげぇな、これ!」

ベジータ「力が湧いてくるな。」

桃「これで決める!」

ヒナゲシ「や、やばいの...」

杏子「くらえ、はぁぁぁぁぁぁぁ!!」

桃「フレッシュピーチハートスラッシュ!」

二人の魔法少女の一撃が、ヒナゲシに炸裂した。

ヒナゲシ「覚えてなさいなのー!」

ヒナゲシは吹き飛ばされ、倒れた。

パラガス「ヒナゲシ!」

バルファルク「キーン!!」

ヒナゲシの"友達"は怒りに震え、纏っていた絶望のクリエはその黒い輝きを増す。

二人と一頭。偽りの絆が、想いを強くしていくー。



39 名前きららBBSの名無しさん:2022/03/08 19:29:32 ID:1NwWZlq/I/
シエルと空中戦を繰り広げていたバルファルクは、シエルの火炎放射を躱し、翼で叩き落とす。

そして着地し翼を反転させ、赤い光弾のようなものを全体に撃ち出した。

悟空「ぐぁ!」

桃「つっ!」

パラガスと交戦中だった悟空は、吹き飛ばされた後にパラガスの追撃を受けてしまった。

パラガス「腐腐。ってDoor!?」

超サイヤ人になったベジータがパラガスに強烈な蹴りを入れた。

ベジータ「カカロット!今は一体一にこだわってる場合じゃなかろう!」

悟空「そうみてぇだな...あの時のパラガスはそこまで強い気は持ってなかったけど...今はセルにも負けねぇくらい強え。あのドラゴンは悟飯達に任せっぞ。」

悟空「行くぞ!ベジータ!」

ベジータ「オレに指図するなぁ!」

そう言いながらも悟空と共にパラガスを倒さんとするベジータ。

パラガス「俺に八つ裂きにされるがいい」

両手から黒い波動を生み出し、振り払う。

黒い衝撃波を悟空とベジータに放った。

二人はそれを回避し、額に拳を入れる。

パラガスは両手で受け止めて、

パラガス「はぁ!」

悟空「ぎゃあああ!」
ベジータ「ごはぁ!」

パラガスの周囲に黒い爆発が巻き起こった。



40 名前きららBBSの名無しさん:2022/03/08 19:30:26 ID:1NwWZlq/I/
今日はここまでです。
いよいよ小説も最終盤です。
ここまでお待たせして本当にごめんなさい。




41 名前パラガスト下級戦士:2022/03/09 01:11:05 ID:gBXv3DlqNM
>>40
待ってました!様々なクロスオーバーが熱くて見てて面白いいぞぉ!次の展開がどうなるのか、オラわくわくすっぞ!

きらら作品+DB、MH、まどマギ、ゆるゆり等クロスオーバーがとにかく熱いですよね~! 脳内再生余裕すぎて没頭出来ちゃいます
とうとう小説も終盤にさしかかってきたとの事で、今後の展開も気になる所!お忙しい中 投稿ありがとうございます!!
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もぐ管理人